セレモニー黒真珠/宮木あや子
「はじめてのお葬式」が何かのアンソロジーに入っていて、印象に残っていたので読みたいなーと前々から思っていた。(今調べたら「好き、だった。はじめての失恋、七つの話」MF文庫ダ・ヴィンチだた。おそらく有川浩目当てで買ったと思われ。三浦しをんも入ってた気がする)
学校の図書館にあったので借りる。読了。
宮木あや子は花宵道中、白蝶花。群青を読んだことがあるけれど、一番読みやすかったと思う。砕けた文体というかなんというか。
内容(「BOOK」データベースより)
お葬式のご用命は、真心と信頼の旅立ち・セレモニー黒真珠まで―小さな町の葬儀屋「セレモニー黒真珠」を舞台に、シッカリしすぎなアラサー女子・笹島、喪服が異常に似合う悩めるメガネ男子・木崎、どこかワケあり気な新人ハケン女子・妹尾の3人が織り成す、ドラマティック+ハートウォーミングストーリー。連作短編全6作品を収録。
↑は文庫の説明ですが、私が読んだのはソフトカバーでした。文庫版書き下ろしとかもなかったみたい?
とりあえず木崎さん結婚してくれ!って思ったね。
木崎さんみたいな人、とても好きです。メガネで喪服が似合うとか素晴らしいですメガネ男子マジ国の宝…。まだ青臭いところとかもたまりませんですね…。
贈り物の趣味が壊滅的なところもいいです…。
セレモニー白真珠 が一番好きで、でもなぜ好きなのと言われたらやはり好きな女への誕生日プレゼントが数珠っていう木崎くんに脳内で膝から崩れ落ちたから、としか言いようがないんだよ。なんか救われてしまった。
「良いっすよ。じゃあ俺みどりー」(177P最終行)
で、結婚してくれよ!!!!ってなったから仕方ない。仕方ない。
そのあとの「あたしのおにいちゃん」で妹がブラコンなのも致し方ないと思った。思ってしまった。木崎くん結婚してくれ。
表紙、扉絵のイラストどこかで見覚えが…って思ったらドS刑事(読んだことはない)とか怪盗ロワイヤル(ゲームやってた…)の人だったのね。
ワカマツカオリさん。覚えた。この方のメガネ男子はとても好みである。覚えた。